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ちかごろ、まちづくりの現場で「ワークショップ」が人気のようです。 「ワークショップ」の対象も、まちづくりの初動期からマスタープラン策定まで 幅広く扱われるようになってきました。 手法的にもいろいろな試みがされているようです。 しかし、一方で 「住民参加=ワークショップ」という短絡的なとらえかたをすることも多いような気がします。 ワークショップは住民参加のまちづくりのプロセスの一部をになうもので きちんとした位置づけとプログラム化が必要とされていると思います。 また、一種のイベントととしておこなわれ、十分な成果をあげないばかりか 住民に「参加のアリバイづくり」といった不信感をもたらす場合もあるようです。 ワークショップの結果が地域の合意といったアブナイとらえかたもあります。 地域のめざすべきすぐれた「像」を提示する専門家の役割を放棄し 「場」をつくることのみに重きを置く傾向もみられます。 ここでは、まちづくりの現場にかかわる多くの方々といっしょに ワークショップのもつ、さまざまな可能性と課題について 幅広く考える場をつくっていきたいと思います。